タイミング妊娠法(排卵日・妊娠率)

不妊治療(原因や治療法)

タイミング妊娠法

排卵のタイミングに合わせて性交渉を行い、自然妊娠の受精・着床の確率を高め、妊娠率がアップさせるのがタイミング妊娠法です。
タイミング妊娠法の特徴

不妊治療の前にタイミング妊娠法を!

排卵日に合わせて性交渉を行うと、妊娠する可能性が高くなります。これが、タイミング妊娠法です。性交渉時期が排卵日から大きく離れていると、正常な生殖能力をもちながら、なかなか妊娠しない、または妊娠しても流産してしまう、という残念な結果に終わります。このような不妊は、病院で調べても原因がわからないため、原因不明の不妊症と診断されます。
不妊症を疑ったら、不妊治療に入る前にまずタイミング妊娠法を試してみましょう。2、3回試してそれでも妊娠しない場合は、産婦人科で原因を調べてください。

タイミング法・排卵日と妊娠率図解

タイミング妊娠法の進め方

予定排卵日を推測する

基礎体温グラフ新鮮な卵子と精子が受精するための性交渉のタイミングを決めるには、予定排卵日を知ることが欠かせません。計画妊娠の6カ月前から月経周期基礎体温頚管粘液などの記録をつけましょう。性交渉日(避妊すること)と中間痛の目も記入します。また、風邪など、体調の変化も記入するようにします。これは、基礎体温の上昇が生理的なものか、病気によるものかを判断するために役立ちます。
朝起きたら、基礎体温を測る、排尿前後に頚管粘液の状態を確認するなどを習慣づけ、無理なく記録をつづけることが大切です。

3方式を併用して予定排卵日を決める

月経周期の記録データをもとに、予定排卵日を推測します。オギノ式(月経周期の日数から14日を差し引いた日)・基礎体温法(低温期の最終日)・頚管粘液法(ピーク・デイまたはその翌日)の3方法を併用して、周期ごとに予定排卵日を推測していきます。

オギノ式計算グラフ

元気で新鮮な精子を蓄える

精子を蓄える健康な赤ちゃんをつくるためには、元気で新鮮な精子を蓄える必要があります。女性側の精子の受け入れ体勢が万端だとしても、男性側の精子の数が少なかったりすると、妊娠の確率は下がってしまいます。そればかりか、流産や障害のある子を出産する原因となったりもします。性交渉のタイミングにとどまらず、精子の質にも気を使うことが大切です。妊娠を目的とした性交渉を行うときは、少なくとも本番の4日前から性交渉やマスターベーションを避け、精子数を正常値まで回復させましょう。射精によって減少した精子数が正常値まで回復するには、およそ3日半かかるためです。

性交渉のタイミング

3方法により予定排卵日の予測がつき、精子の数も正常値まで回復したら、次は性交渉のタイミングです。妊娠率は予想排卵日の前日に性交渉したときが最高で、予想排卵日当日の性交渉による妊娠率はそれより低くなります。よって、性交は予定排卵日前日に1回、または前日と当日の2回行います。それでも基礎体温が上がらない場合は、それ以上性交渉をつづけないで、妊娠計画を次の周期に延期するようにします。
もちろん、妊娠を目的とした性交渉を行う周期は、月経終了から禁欲するか避妊します。これは老化精子に卵子が先取りされることを防ぐためです。また、遅くとも本番の4日前から禁欲して、精子を十分に蓄えます。

タイミング法・性交渉のタイミング図解

排卵白の前日の妊娠率が高い理由

排卵日前日の性交渉の妊娠率が高い理由は、射精された精子群の中の元気な精子が、少なくとも48時間は射精時と同じ状態で貯蔵所に蓄えられるためです。
つまり、予定排卵目の前日に性交渉をすれば、翌日排卵する卵子はもとより、仮に排卵が1日遅れても、卵子はすべて排卵直後の新鮮な状態で元気な精子と受精できます。また、排卵日前日と排卵日の2回性交渉した場合は、仮に排卵日の性交が排卵の後になっても、その時点で卵子はすでに前日の性交渉による精子と受精しているため老化卵子が受精することはありません。そして運がよければ、とびきり新鮮な精子と受精して、優秀な子が生まれる可能性もあります。

予定排卵日の性交渉について

排卵は予定排卵日の未明から午後の深夜までの間のいつ起こるかわかりません。そのため、予定排卵日だけ性交渉すると、性交渉が排卵の後になることが多くあります。しかも、射精された精子が受精能力を獲得するには、女性の体内に入ってから約2~3時間かかるため、受精はますます遅れてしまいます。
その間に卵子の多くは老化していき、この老化卵子が受精すると、オカルト妊娠になったり、ダウン症のような先天異常のある子が生まれたりします。しかし、精子は女性の体内に貯蔵されるため、予定排卵日前日に性交渉しておけば、まず安心です。

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