瘀血の症状改善(不妊原因の瘀血を 漢方で改善)

不妊治療(原因や治療法)

不妊の原因になる瘀血

血の流れを邪魔する「瘀血」は漢方で、冷え症とともに不妊の大きな原因と考えられています。
不妊と瘀血の関係

「瘀血」は不妊の原因に

漢方で、冷え症とともに不妊の大きな原因と考えられているのが瘀血(おけつ)です。瘀血とはウッ血している血液で、古血ともいいます。「ドロドロの血液」と思ってもらえばいいでしょう。
瘀血が体内にたまると体のさまざまな機能に悪影響を及ぼします。特に子宮・卵巣は瘀血の影響を受けやすく、排卵障害生理不順、人によっては子宮筋腫卵巣嚢腫子宮内膜症などの原因にもなります。瘀血は生理に密接に関係しています。瘀血が生理不順を起こすこともありますが、逆に生理不順で古い血がうまく流れないことが瘀血をためることにもつながります。正常な生理の人は、毎月、血がフレッシュになります。生理は健康のバロメーターともいいます。順調な生理を目ざしましょう。

子宮・卵巣は瘀血の影響を受けやすい

体重がふえると瘀血もふえる

もともと瘀血がたまりやすい体質の人もいますが、食生活のかたよりも瘀血の原因となります。泊物、甘いものなどを好んで食べて体重が増加すると、より多くの瘀血がたまります。肥満も不妊の原因になるということになります。

ホルモン治療も瘀血の原因に

長期のホルモン治療も、瘀血の原因になると考えられます。体に刺激を与え、ホルモンを補うためにはある程度のホルモン治療は必要でしょう。しかし、あまりにも長期のホルモン剤の使用は、体に負担をかけます。その結果、かえってホルモンバランスを狂わせ、人によっては体重が増加して、新たな瘀血の原因となってしまいます。

瘀血の症状

自分では瘀血に気づくことはむずかしいものですが、以下のような症状がないかチェックしてみましょう。

●生理のときにドス黒い血の塊が 出てくる。
●生理痛がひどい。
●生理の前にイライラし、怒りやすくなる。
●顔がどす黒い。
●歯ぐきの周辺がどす黒い。
●あざができやすい。
●にきびができやすい。

瘀血の改善方法

瘀血によく使用される漢方薬

桂枝萩苓丸料

冷えと共に、のぼせやめまい、肩こり、月経不調、月経痛などがみられる人向けです。このタイプは、体型ががっちりしていて、体力も十分あり、赤ら顔が特徴です。子宮内膜症の治療薬としても使われます。

折衝飲

婦人の瘀血で、虚実中等度以上、体力も充実度が中以上の人向けです。子宮出血、激しい下腹痛、腰痛、産後悪露(おろ)の治療薬としても使われます。

腸癰湯

腸管などの急性または慢性の痛みや、月経痛を改善します。腹部が張って痛み、尿が出にくい、体力の衰えている人に用いられます。

大黄牡丹皮湯

月経不順、月経困難、便秘、痔疾、更年期障害、動脈硬化、湿疹、じんま疹、にきび、腫れもの、膀胱カタルを改善します。下腹部痛をともなう、比較的体力のある人向けです。

桃核承気湯

生理を順調に

生理をきちんとした周期にすることは、瘀血をためないために大切なことです。女性にとって生理は健康のバロメーターです。生理の周期を順調に保つ、健康的な生活を目ざしましょう。これは健康な母体をつくるための基本ともいえます。

健康的な生活のポイント

健康的な生活で生理を順調に●体を冷やさないこと。冷えは生理不順の一番の原因です。
●体を温める食事を心がけるなど、食生活を改善しましょう。
●水分をとりすぎないこと。
●睡眠を十分にとること。
●適度な運動をして体を温めること。
●ストレスをためない。

太りすぎに注意

体重が増加し余分な脂肪がふえてくると、体のホルモンバランスが狂いやすくなります。また、熱を生産する筋肉にくらべ、脂肪はとても冷たいので体が冷えてしまいます。瘀血がたまるもとです。体脂肪が30%を超えると生理不順や流産の原因にもなります。20~25%の間に抑えるよう、食生活を見直し、適度な運動を心がけ、体重を管理していきましょう。

ホルモン剤の長期投与に注意

ホルモン剤を長く投与されると、ホルモンのバランスをくずし、瘀血がたまっていることが多くあります。長い間ホルモンを投与してためてきた瘀血は、投与期間と同じくらいの期間をかけないとなくなりません。もちろん、ホルモン治療がうしても必要な場合もあります。そうした場合も、まずたまった瘀血をとり除き、冷えを改善するなどの母体づくりをしてから行えば、より効果的です。

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